細切れの日常をみせてくれよ Category:murmur Date:2016年03月13日 おとーと、みたいなもん。 俺に弟がいるとしたら、たぶんだけどこんなかんじ。 それをマサルといると疑似体験できて、だから俺はマサルと一緒に行動するのが嫌いじゃなかった。あにきぶれるのがすこし嬉しくて、こそばゆくて、誇らしかった。 マサルはどうしようもないばかで、ほんとに言葉にならないくらいにばかだし、ばかの中のばかだけど、そんなばかから伸ばされた手を握ってしまった責任が俺にはあった。あの手を払い落すことなどたやすかったけれど、俺はそれをしなかった。一度でも掴んでしまったものを手離すことは、いくら下衆の極みの俺でも下衆だとわかるしたぶん丑嶋社長も嫌いだろう。――丑嶋社長が嫌いなことを、俺はしたくなかった。…みたいな高田とマサル(と柄崎と社長)のお話を書いています。けっきょくほもかよ~って自分に呆れる。けど。なんか体調悪くってぐだぐだしているんですが、書かないと、澱のようなものが溜まっていくばかりで、だめなんだなあってことを実感します。なんであれ書くってことがまだ私には必要なようです。ウシジマくん、めちゃくちゃよくて面白いんですけど読んでてほんとに寝こむレベルで落ちます。なら読むなって話ですが、読んじゃう…社長が可愛いのがぜんぶ悪い。社長が、社長がほんとーーーに可愛くて、可愛くて、ど、どうしよう…どうするの…?って思いながらここ数日はずっと一人でへやにこもって読んでます。サラリーマンくん編はつらすぎて泣きました。そのあとのタクシードライバーくんがそっとすくってくれましたがそれにしてもつらすぎた。ドラマだと、ほんとに巧いことやってくれて、わーみんなよかったねで終わったけど(いやよくないけど)、でも原作読んで胸が潰れた。丑嶋社長可愛い。柄崎さんも可愛い。高田も可愛い。カウカウファイナンスのみんなさまがわちゃわちゃしてるのがすげー可愛くて、可愛くて、可愛い。社長はみんなに愛されてるんだなあ~そりゃそうだよね~かっこいいし可愛いもんね~惚れるよね~。ドラマだと生活力皆無な頭の切れるダークヒーローって描写止まりだったけど、原作の社長はばりばりに生活力の溢れる男ってかんじで、この人ぜったい料理とか凝りそうだ。家事全般に坂上忍ばりのこだわり持ってそう。掃除洗濯料理は自分の管理下でやりたがりそう(自分ちに限って)。事後にブランチと称して美味しいパスタとか作ってくれるって信じてる。家庭的な女がタイプの柄崎、一目惚れ。 PR
結局ここに帰ってくるんだよ Category:murmur Date:2016年03月06日 またしてもちょう今さらな話をしますがウシジマくんめちゃくちゃ面白い。(今さら?)(今さらですとも。)さいきんずっと山田孝之が気になって、気になって気になって気になって、ええい儘よってついでにずっと気になっていたドラマver.(一期)を観たらもうこれは原作を読まねばな気分になって秒で10巻までレンタルしてきました。社長めちゃくちゃ恰好よくて可愛くて既にもうメロメロです。とことんジャンルビッチだなと思いますがこれは病気だからもうあかんのや、どうしようもないんや…あああこれfkmtと森田ンすきな人はぜったいすきだろなーと思いつつ。いそいそとツタヤ行ったらなんか新刊コーナーにデフォルメされた社長が平積みされていて「え、ええーーーっ?!!」ってなりました。検索したら公式スピンオフ(ミニキャラ)らしくて、へ、へ~~~そんなんやってたのぜんぜん知らなんだ……やみきんっ❤うしじまきゅんドラマからの原作だったのですが、原作が期待以上にドロッドロしてて容赦なく抉ってくれてにやにやしました。あと社長の自宅とかね。うさぎとかね。あーゆー小ネタだいすきだからもっとやって~~~!!!近頃はずっと頭が疲れているので、もう男しか出てこない漫画しか読みたくない、男しか出てこない漫画が何よりいちばんほっこりする……しかし山田孝之はすごいなあとしみじみ。ほんとにどんな役でもしっくり嵌ってしまう。直近だと『その夜の侍』『凶悪』を観たのですが、ま逆な役柄なのに演じててすこしも異和感がない。役っていうより“そういう人”になっちゃってる。憑依ってこういうことかしら?多摩雄さんも社長もすげーーーよかった。似合いすぎて、原作が二次元だってこと忘れかけた。役者さんは顔がすきな人と演技がすきな人にわかれるんだけど、山田さんは演技がすきだな。顔はあんまり興味なくてというかどうでもよくて。『その夜の侍』の役でとんだクズ役演じてたけどあの時の迫力とか熱気とか、肌から噴き出る汗だとか、映像には見えないところまで見させてくるからはらはらする。この人どこまでむき出すの?ってかんじで。満島ひかりとおなじ存在感。世間様で話題になる理由がよくわかります。
3月 Category:murmur Date:2016年03月01日 純粋な人にはかなわない。ってある人の文章を読んでいて思う。ある人って、今の私の中にも複数人いるけど、いちど読んだらもう忘れられない文章を書く人がすくなからずいて、その人らの文章をことばを読むとなんだか茫然とします。いたずらに年をとって、私はどんどんとばかになっていて、完全にばかになってしまうのも時間の問題かしらなんて思いつつ、その人らの文章をすきでいる限りまだ完全にはばかにならなくてすむような気がします。(だからずっと夢をみさせていてね)あのねぇ、純粋な人はどうしたって純粋で、死ぬまで純粋なんだなってそれがわかって安堵したと同時にうちのめされもした。私はそうではないから、そうである人のことがちょっとだけ羨ましい。羨んだって仕方がないんだけどさ。そもそもなれないんだから在れないんだから、どうしようもないんだけどさ。クローズZERO観てからなんか流れでrks再燃していてどうしてくれようって感じです。6年以上ずっとずっと岡田さんのケツばっか追っかけてたけど、岡田さん、やっぱり岡田さんだ、私は岡田さんがすきなんだわ。今書くのなら河岡かなあとか思いつつ、いまや希少なrksサイトさんの河岡を観てうんうん唸ってます。河岡について考えてたら、河岡とカラ一って似てるってことに気づいた。このふた組はクリープハイプの「あの嫌いのうた」的な関係で、それがもうすごいツボだった。つって、根本的なところではどのcpも変わらないんだけど。“ 嫌い嫌い嫌い嫌い嫌いと突き放したって 結局ここに帰ってくるんだよ ”rks全巻実家にあるので早急に回収しに行かなければならない…っていう使命感が湧いたのでとりあえずこんど行かなきゃ。近々またひとつ年をとるのですが、相変わらずバター犬系女だなあと痛感する。おんなじところをぐるぐるぐるぐる廻ってどこにもゆけない感じ。いきたくもないのかもしれないけれど。もう私は、一生こんな調子で生きてくんだろうなあ。とか、思っているさいきんです。
あの鴉の人たち Category:murmur Date:2016年02月25日 職場の人に借りたクローズZERO Ⅱを観たのですが、鬼熱すぎてテーブルひっくり返しそうになりました。クローズシリーズをずっと読みたい読みたいと思いつつ手を出せないまま数年、原作すっ飛ばして映画を観てしまうことに若干の躊躇いを感じつつ、まあいいや。これはこれ、それはそれ。で。タイトルと、いわゆるヤンキー漫画ってだけで詳細はぜんぜん知らなかったのですがちょいちょい調べてみたら原作クローズとクローズZERO、ZERO Ⅱは別物っていうか、オリジナルストーリーなんですね。はじめて知った。ちょう今さらですけど。映画公開2007年とかそこらだよ…いつの話してんのって感じですね。安直ですがろくぶる好きな人にはたまんねえ作品だと思いました。ろくぶるはあくまで高校部活をベースにした少年漫画なのに対してクローズはガチの青年漫画、喧嘩しかしてないし高校での頂点を張るべく奮闘する青春群像劇……たまらん、たまらんよ……rookiesが実写で流行った時にクローズの話題も昇りましたが、あんまり興味が持てなくて(私も若かったもので、漫画を実写化なんてナンセンスだわとか思ってました)、年くったぶん色んなものにたやすく手を出せるようになってしまったなあとしみじみ。実写rookiesはふつうにすきです。役者さんの演技も演出もクオリティ高いなーうまいなーって思いつつ楽しんで観てました。去年の夏にやってた再放送も観てた。あとなぜかドラマウシジマくん1期の1巻とBADBOYSの実写版映画を借りてきてしまって、我ながら意味がわからないのだけどどれも楽しんで観れてしまったこと、年を感じます。好みが偏りまくっているためよくよくおまえはヤンキーがすきなのかと訊かれるのですが、ヤンキーがすきというより義理と人情で成り立っている人間関係がすきなんだと思う。ヤンキーとかやくざとか、要するに義理と人情の世界じゃないですか…筋通すじゃないですか、借りは返すじゃないですか。憧れるのはそういうところ。うわーこういうのいいなーって単純に思います。なんかさいきんまた余裕なくしかけているので、ゆっくり映画観たり漫画読んだりアニメ観たりしてーなーって思いながらあしたもあるのできょうは眠ります。おやすみなさい。