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水とタバコ

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することがなくて退屈な休日だったので、一人上映会してました。風立ちぬ と、時をかける少女。

・風立ちぬ
ちょっと前までじぶりはどうにもだめで観れなくて、だったのに、さめざめと泣いた。開始20分ほどしてしずかに涙が出た。
面白い、とかじゃなくて、会話の、言葉の遣い方がきれいだなあ、としみじみ思った。それからシーンの切り取り方。女性の描かれ方。いいなあすきだなあ、と漠然と思った。

・時をかける少女
4年ぶりくらいに観た。かぜたちぬ観て鯖の味噌煮食べたくなって作って食べながら観た。味噌煮どころじゃなかった。案の定精神はずたぼろだあ。
私、功介が好きです、功介って名前からして好きです。4年前の夏、この物語を観ておいおい泣いて、泣いて、ほんともう気がふれたみたいに泣いて、
レンタルだったけど返却までのあいだ何度も何度も。
今、あらためて観直して、
あの時とはまたちがう感覚でもって泣けてしようがなかった。
あの時は最初から最後まで声を上げて泣いてたけど、今は、真琴のうまくやりたくてうまくできないもどかしさにとか、千昭のぶきようさにとか、功介の大人で優しい部分にとか、
そういう所作一つひとつになんだか泣けたのでした。それもしずかに泣けたのでした。
すこしばかり年を感じました。

ああいう青さってたまらないなと思う。もう何度だって思う。何もかも最初で最後だと思う。
誰だって、10代ってさいこーで、二度とやってこなくて、
私は思春期のそれにいつまでもいつまでも執着していて、
いいかげん痛いしやめたいんだけど、でもたぶん一生引きずってゆくのかな?どうかな?いつかは忘れちゃうかな?
忘れてもいいけれど、当時の何かを思いだしてせつなくなったり、いたたまれなくなったり、
今はまだしてたいなあと思う。


いやそれにしても功介はいい男だな~何はともあれいい男だな~~はあ~~~

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