** Category:murmur Date:2014年09月10日 することがなくて退屈な休日だったので、一人上映会してました。風立ちぬ と、時をかける少女。・風立ちぬちょっと前までじぶりはどうにもだめで観れなくて、だったのに、さめざめと泣いた。開始20分ほどしてしずかに涙が出た。面白い、とかじゃなくて、会話の、言葉の遣い方がきれいだなあ、としみじみ思った。それからシーンの切り取り方。女性の描かれ方。いいなあすきだなあ、と漠然と思った。・時をかける少女4年ぶりくらいに観た。かぜたちぬ観て鯖の味噌煮食べたくなって作って食べながら観た。味噌煮どころじゃなかった。案の定精神はずたぼろだあ。私、功介が好きです、功介って名前からして好きです。4年前の夏、この物語を観ておいおい泣いて、泣いて、ほんともう気がふれたみたいに泣いて、レンタルだったけど返却までのあいだ何度も何度も。今、あらためて観直して、あの時とはまたちがう感覚でもって泣けてしようがなかった。あの時は最初から最後まで声を上げて泣いてたけど、今は、真琴のうまくやりたくてうまくできないもどかしさにとか、千昭のぶきようさにとか、功介の大人で優しい部分にとか、そういう所作一つひとつになんだか泣けたのでした。それもしずかに泣けたのでした。すこしばかり年を感じました。ああいう青さってたまらないなと思う。もう何度だって思う。何もかも最初で最後だと思う。誰だって、10代ってさいこーで、二度とやってこなくて、私は思春期のそれにいつまでもいつまでも執着していて、いいかげん痛いしやめたいんだけど、でもたぶん一生引きずってゆくのかな?どうかな?いつかは忘れちゃうかな?忘れてもいいけれど、当時の何かを思いだしてせつなくなったり、いたたまれなくなったり、今はまだしてたいなあと思う。いやそれにしても功介はいい男だな~何はともあれいい男だな~~はあ~~~ PR