生きてるだけで、 Category:murmur Date:2017年01月16日 たいせつと思った相手に求めるハードルって、人によっては上がっていくものかもしれないけれど私はどんどんと下がっていって、究極のところ生きていてくれるだけでいい、そこにいてくれるだけでそれで、もはやそれ以上は何も望まないし求めない、求められない。私が私にたいして何も期待していない、求めていないせいかもしれない。否、ほんとうはずっとずっと自分に何かしらを期待していた。きちんと食べてほしい生きていてほしい、人間としての生をまっとうしてほしいというせめて、せめてもの希求。生きることにこんなにも消極的なのに生きたい、という執着はきっと誰よりもつよかったように思う。だから今まで生きてこられたのだろうとも。十代の頃に考えていた死にたさは漠然としていたけれどたしかなもので、爆発的なエネルギーをはらんでいてちょっと手のつけようのないものだったけれど今は、下火といえばそうで、死にたさイコールさびしみと言い換えることを羞じなくなった。私はずっとずっとさびしかった(今も)何をしていてもどこにいてもさびしかった、今も、だけれど、それを言語化することは羞じと思いできなくて死にたさというエネルギーに変えてきっと生きてきたね。くちにできた時にあっこんなにも死にたいのはさびしいからなのかと気づけて憑き物が落ちたような気持ちになっていっそうすがすがしくねー!私!さびしい!って叫べる程度には心がつよくなった。今じゃあインターネットのあちこちでさびしみが産声を上げていて、死にたさイコールさびしさ、を、誰しも認知できるようになって、私もそのうちの一人で、だから私はインターネットに救われた一人でもあるのですね。さびしい。って、呟いてみて誰がどうしてくれるわけでもないけれどくちにすることで確実に何かは変わってくれる。すくなくとも私はそうだった。あちこちで上がるさびしみに耳を傾けていたら頭が痛くなってしまって、けれど耳を塞ぐことができなくて、さびしいとゆうあなたのさびしみがどうかいつか報われますようにってインターネットのこちら側でばかみたいに祈って生きていてくれるだけでいいそれだけでいい、むかしは生産性のない生なんてしんだほうがましと自分に向けていたナイフ的なものの刃がいつの間にか刃毀れして何の殺傷能力もないものに変わってた。自分に向けていたそうゆうナイフ的なもの、をもう私は持っていないのだなあと思うと、何となくすこしさびしい。けれどあなたに求めるハードルは何も無くて、何も求めてないし何も望んでいない。それを伝えると語弊が生れるから、伝えないだけで、心の中では心をこめてずっとずっとそう思ってる。冬の午後五時半の空のふちは紺青に染まって、天井に黒がひろがってゆくさまを見あげてああ生きてるって思った。ひどく、ひどく寒くて、図書館を出た時に思わず身を縮めたけれど入り口そばに植えてあるさくらの樹にはイルミネイションがひかっていてすこし季節外れではないかしらんと思ったけれど、よい、きれいなものだった。イルミネイションはただそこに在るだけで歓迎されて勝手にたのしんでもらえるからちょっと羨ましいよな、べつにイルミネイションになりたいわけでもイルミネイションに飾られたさくらの樹が妬ましいわけでもないしそこに何の感慨も湧かなかったものの駅前は仕事帰り学校帰りのひとびとでにぎわいはじめていて私は借りてきた本を入れたトートバッグを肩に掛け直して駐車場に向かった。すれ違う人に私の姿は認知されているけれど誰も彼も私に何かを期待などしていないことはわかってたよ。 PR
2017 Category:murmur Date:2017年01月10日 遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。旧年中はたいへんお世話になりました。本年もどうぞ宜しくお願い致します。年末年始は実家にてすごしました。紅白を観て、正月には初詣に行き、へいわな4日間だったのではないでしょうか。すくなくとも例年に比べ。なんとなくtwilogを遡っていて、去年の今頃のtweetを浚っていたら当時は松さんにハマったばかりの私がいて、あれこれと書いていて面白かったです。中学時代から、日記をつけるのが趣味なのですが、(引っ越しの際に十代の頃のものは塵になりましたが)、ふいに過去のことを思いかえしたくなる時にこういうのってだいじだなあと改めて思いました。だからブログも書き続けるし、日記も続けなきゃいけない。来年の今頃にまた見返せるように、きちんと記しておかなきゃいけない。ひと様の日記を読むのもすきなので、(ツイッターでの日常ツイも大すき)、皆んなもっと色々書いてください。お願いします。去年の今頃、“書いても書いても書いても書いても、けっきょくおまえは何を言いたいのか?を伝えられなくてだらだらと長いだけの文章になってしまうのを何とかするのがことしの目標”などということを書いていた。果たして2016年は何とかできなかった感が満載なのだけれど、どうなんだろう。別宅夢サイトのほうを黙々と書いていたけれど、こっちのほうだとほんとうに…すくなかったなあ……ことしもこれは継続で、おまえは何を言いたいのか?を伝えられるような文章を書けるようになりたい。ただ長いだけのものではなくて。いつまでも何かしらは書いていたいなあ。12月にはいってから遅まきながらユーリ!!!を観はじめまして、ツイッターのほうではうるさくてごめんなさい。ヴィク勇、尊みしかなくてありがたかったです。ありがとうございました。あんなに満たされるアニメは久しぶりでした。そのうちヴィク勇でなんか書きたいですね。
tanka - 7.18.2016 Category:log Date:2016年12月31日 何者になれるつもりも気も、なくて夏空の下 吐き出す煙辞世の句なんて恰好いい言葉紡げないから耳もとで囁く(ことばあそび2016)
はや年の瀬 Category:murmur Date:2016年12月30日 年の瀬で御座います。まだあと一日残ってるけど。新居が片づかないまま新年を迎えそうです。2016年を振り返ってて。社長に本気で恋をしてしまったり、おかげでそれなりに文章を書いたり、思いがけず仕事をお休みしちゃったり、でもそのおかげで色々な人にあえたり、勉強したり、本を読んだり、映画館に映画を観にゆくということを久しぶりにやってみたり、後半にはきゅうに思い立って引っ越しをしちゃったり、できて、思いかえせばこれまでの人生の中で一、二をあらそうくらいに充足したよい一年でした。きょう仕事納めで、ここ数日考えてたこと、私はやっぱりこの仕事がすきで、それで続けてられるんだなあ、それはなんというか、とても幸福なことなんじゃないかなあと思って、背筋が伸びるようなそんな気持ちになり、ひどく感慨深かった。3箇月休んだ甲斐が多少はあったのかもしれない。職場は糞だと思うしそれは今後変わるのかっていったらたぶん、良い方向には進まないのではないかしらんと思うけれど、仕事はすきです。仕事は。たぶん一生迷いながら足掻きながら、それでも続けていくんだろうなあ。これしかできないんだもの。毎年この時期は体調崩すんですが、ことしは今のところ大丈夫なようで、それもよかった。年が明けたら楽しみにしてたライヴがあって、それは仕事の関係上ちょっと遅れての参加になるかもしれなくて、でもとてもたのしみ。あと5年はこの生活を楽しみたい。そう思えるようになったこと、私にとっては成長だし良い変化に思えます。書くこともやめずにいられたらいい。これからも何かしらを書いていければいい。ことしはお世話になりました。見守っていてくださってありがとう。来年もどうぞ宜しくお願い致します。
リアル引っ越しました。 Category:murmur Date:2016年12月23日 インターネットが繋がったので、新居の狭いへやですきな人の文章を久しぶりにたくさんよんだ。ツイッターの140字ではないそこそこの量の文章、ほんとうに久々だった。そうしたらどうゆうわけか泣けてきてすこしだけ泣いた。私にはあんな文章は書けないとゆう、であった時から思っていたことを改めておもいしらされてちょっぴりだけかなしく、まあ当り前よなとも思い、私この子になりたかったんだわなどという想いもふっと思いだせた。4、5年くらい前から私あの子になりたかったんだった。でもなれやしないことは知っていた。それがだからかなしかった。さいきんはツイッターの140字に慣れてきてしまって、ツイッターが便利すぎて楽しすぎて、個体としての文章(?)というものからだいぶと離れてしまっていて、いけない、これじゃいけないわと思ってなるたけ本を読むように意識をしています。意識をしなければ読まなくなっていくほどに活字から離れてしまったんだなあ。文章が、かたちとしてなりたっているもの、に触れる機会があまりにも減った。ほんとうによくない。ことしはたくさん本を読むなどと意気ごんでいたけれど、ふりかえってみればあまりにも読めていなくって、せっかく登録した読書メーターも夏頃にちょろっと更新して放置していて、びっくらこいた。そもそも登録していたこと自体忘れていた。旧居から持ってきた本を、並べてみれば結構な数あるのに、これ読み直してるの?と問われれば答えに窮する。この前ひっさしぶりに南条あやさんの文庫本を引っぱり出してきてぺらぺら読んでたら、アーこういうものを読むのさえいつぶりだったかしら、などと思う始末。だめですね。11月末に思い立って半ば勢いで引っ越しをしたんですが、新居は(旧居に比べれば)狭くて壁が薄くて風が吹くと音がうるさくて洗面所もなくてでも中々に居心地がよくて、気に入っています。何より台所が広いのです。引っ越して一週間も経っていないため動線が確立されていません。これからゆっくり慣れていくことでしょう。諸々の続きもようやく一段落してやっとすこし落ち着ける…。しかしなんだってこんなにものがあるんだろうってくらいものがあって、へやが片づかない。そもそも収納がすくないのでまたさらに断舎利をしないといけないようです。先だってCDを2枚借りて漫画本を一冊買いました。うち一枚のCDは初めて聴くアーティストです。青春の一部をどこへやらか投げ棄ててしまったけれど、きっと新しいものが見つかるんでしょう。