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水とタバコ

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外は春の雨が降って 僕は部屋で一人ぼっち

けさ書いた手記です。



昨日がきょうになって、きょうが昨日になって、そうこうしてるうちに月の半分が終わってまた新しい月が始まって、季節はどんどん流れていって気がつけばまた年末を迎えてる。きっと。早いなあとか言いながら、また一つ年をとることに今からもう怯えてる。咲いたと思った桜も昨日の強風と降り続く雨に、いつの間にか散らされて、早くも葉桜である。今年は近所に咲いた満開の桜を見に行けたので、それはよかった。
どこにでも行けるし何にでもなれると思っていた時期はいつだっただろう。私はたしかにそう思っていて、あの頃は、それを微かな希望にしていた。しかし時間が経って、今、私は何かになれているわけでもどこかに行けているわけでもなく、未だにここにいる。来年も再来年もたぶん。それが良いことなのか悪いことなのかはわからないけれど、少なくとも今、私はたしかにここにいて、何者にもなれずに。


音楽を、PCでもiPodでもなくちゃんとコンポにセットしたCDアルバムから聴くとよい気分になる。アルバムという文化がこれから先もずっとずっと続けばいいよなと思う。アルバムという作品が私はどの作品媒体よりもすきだ。いつか自分の書いた諸々を紙にする時があれば、アルバムのようなかたちにしてみたい。ささやかな願望である。やろうと思えばいつだってやれるんだろうけど。
いつか、いつか、いつか、を繰り返してばかりいる。もうとっくに大人なのに、いつか、を繰り返して、気がつけばまた時間が経っているんでしょう。
いつか、いつか、いつか、会いましょう。その いつか って、いつよ。実現させる気はとうぜんあるのに、どうにも、身動きがとれない。言い訳である。
願望はある、たぶん、たくさん。叶えたい気持ちも当り前にある。会いたい人はいる、「いつか、会おうね」を出来ればもう繰り返したくはない。私は我が儘なので、いつかではなくほんとは今すぐ、今、早く早く早く死なない今のうちに。また年をとっちゃう前に、早く。

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