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水とタバコ

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しごと

私が勤め始めた時はニート期間が明けたばかりで色々とぼろぼろで、仕事のことはおろか人間関係さえも覚束なくて、そういう状態であった私にあらゆる労力と時間をかけてマイナスからすべてを指導してくれていた人がいて、私はこの3年のあいだに3度ほど異動させられまくっていたのだけど去年の5月にどういうわけかまたその人と一緒に働ける環境に戻ってきて、とにかくこの人にだけは迷惑を掛けたくないという一心でこの一年ずっと働いていたんでした。
とても優秀で尊敬している先輩。

こないだ利用者さんの一人に「あなたと××さん(その例の先輩)似てるわね」って言われてしまい。
それが容姿についてではなくて対応における諸々からのものだってわかってとても嬉しかったのです。とても。

ああ私は、あの人のようになりたくてあの人のように働きたくてあの人のように慕われたくて頼りにされたくて、今まで頑張ってきてよかったんだな、あの頑張りは間違ってはなかったんだなって思った。
知らないところで誰かがみとめてくれているってこんなに嬉しいことなのかと。私は24年生きていて知らなかったわからなかった。名前で呼んでくれたり顔を憶えててくれていたりするのがこんなにこそばゆいものだとは。
利用者に顔も名前も把握されてない職員だっているからさ。

まあ社畜といえばそれまでだしうちの会社はけっして良質な会社ではないのはわかっているけれど、いま辞めたところで行く宛てなんてないのでひとまずは続けるけれど、不思議と“仕事”を辞めたいと思うことはないしやっぱり何があってもすきだ。

ほとんど死んでたような二週間でしたけど、あのもらったことばでぜんぶが報われた。
なんかもうそれでいいです。

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