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水とタバコ

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アイ、ラブユーフォーエバー

愛してるんですよといえば、冗談、とあなたは笑うんだろうか。5月だというのにうす寒い朝、外は春の雨が降って僕は部屋で一人ぼっちなんです、せつじつな人のせつじつな歌をずっとずっと聴いています。

私の何もかもは勝手なので、勝手でも何でも想うだけなら自由だからきれいだからゆるしてほしい。時に想いの丈を吐き出したくてばかみたいに長い長いおたよりを書いてしまったりしてその都度猛省するんだけど、衝動は抑えが利かないからおそろしい。愛してるんですよといえば、冗談、と笑われてしまうような内容の、でもこちらとしては本気の想いをこめての長い長いラブ・レター。

まいにちまいにち働いて家賃光熱費税金その他の生活を維持するための金を払い、それでもって命をあしたに繋いで繋いで繋いで繋いで、津村記久子の「ポトスライムの舟」での一文をふと思いだす。“維持して、それからどうなるんやろうなあ。わたしなんかが、生活を維持して。”
生活の中にかすかな潤いを求めておとこのこ同士のらぶを見たり書いたりしているけれど、生活と生活の隙間で垣間見る彼らはどうしたっていとおしいし幸せになってくれ、頼む、といった気持ちで心からそれを願っていて、私は、ほんとうにいつまでもこんな調子なのかな?と思ったりもする。思考の片っ隅で生活のことを考えながら8割くらいはそんなことでいっぱいいっぱいいっぱいいっぱい、正直それ以外のことは考えたくなかったりもするのだけれどそうはいかないから生きるのがくるしい。

仕事どうしようかなあとか諸々の税金高いなあとか、だんだん、それなりに、年相応の思考に変わってはきたけれど、根本的にはいつまでも変われないまま誰かに何かに片想いしてる。
あなたが今どこにいるのかもわからないし何をしてるのかも断片的にしか知れないのがとてもさびしい。
正直私はぜんぜん何もできてやいないしまるで立派でもないし生活は廃れているし地味だし何一つとしてなし遂げられていなくて、生きてることが恥ずかしいんだけど、ずっとずっと永遠に片想いしていますので、これはずっとなので、なぜだか、忘れられずにいるんです。

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