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水とタバコ

いといとし

承太郎さんはみんなに愛されてて、いいな。
そんでそれを知ってても仗助くんは妬みや反感なんて意識に浮かべることすらしないで、
少年らしい素直さでもって憬れるのだ。

承太郎さんは両親の揃った家庭ですくすく育って(実際は母子家庭状態でも)、あいされてて、でも生き残っちまったって罪悪感があり続ける限り、複雑な血縁関係にある仗助くんをどっか気にしつつ実におとならしく愛するのでしょう。いかにもおとなの男な風情で、恰好をつけて。

そんな、そんな、何してもかっちょよい承太郎さんなんて、仗助くんが17歳くらいになった頃にふいに自分の青春を思い出してせつないやらいとおしいやらでドギマギすればいいのよ。じょうすけくんの頭ポンポン叩いてギュッて抱きしめちゃえばいいのよ。いいのよ!

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